* *
事務局:身延町教育委員会
山梨県南巨摩郡身延町常葉1093
2015年2月23日カテゴリー:

初心者向着物教室

 戦前、戦中、戦後、食料不足の時代に、今は亡き職人の父親が仕事の関係で大晦日に柳行季を背負って帰ってきたのを覚えています。その柳行季の中には出稼ぎに必要な衣類、仕事の道具、家への土産に食材や菓子などが入っていて楽しみなものでした。その他に郡内織の着物の生地が何時でも入っていて、私には魅力がありましたけれど、3人姉妹の長女だけで、後の2人分は無く、姉の花嫁道具の一品になったのでした。でも「いいなあ」とは思わず、うらやましくも思いませんでした。何でも不足の時代

でしたから・・・。

 その時、働けば私にも可能だなと思い、18歳の時に初めて給料らしきもの1,800円を手にして呉服屋へ行き銘仙(伊勢崎)を手にした時の感動は、今でも忘れられません。色は母親の好んだ赤紫の着物で、今でも生きていて、時には単衣の着物になったり、羽織に直したり、半纏にして何回かリフォームして活用し、端切れが今では籾を入れる「コンバイン袋」の目印にもしています。

 着物は、古材でも活用できる品だなと思っています。

                  高野 淳子

 

2401 初心者向着物教室

第5回身延町総合文化祭「文化文芸作品展示会」

  (H26.11.22~H26.11.30開催)

 【写真左側から】

   ・望月淑子

   ・渡辺ひろ子

   ・鈴木澄子