昭和の初め、私が学んだ小さな村の小さな小学校には、根津嘉一郎氏寄贈のピアノ一台と、オルガン一台がありました。

　子ども達は、触れることも、周りで遊ぶことも許されませんでした。当時は、学校においても、家庭においても、社会においても全く音楽環境は整っていませんでした。

　そんな時代を生きて来た私達は、一様に楽器に対する憧れを抱いておりました。

　そして出会ったのが大正琴です。

　優しく澄んだ音色は、残り少ない人生を共に歩んでくれるよき伴侶のような気がしております。

　活動の中で、平成２５年度「国民文化祭」秋のステージでの演奏は銘記すべきことでした。

　場所もとらず、持ち運びも便利で、取り付きやすい大正琴と遊んでみませんか。

　■日　時　　毎月第２・第４水曜日　午後１時３０分から

　■会　場　　西島公民館

　■講　師　　河西弘志先生

第５回身延町総合文化祭「芸能発表会」

　　（Ｈ26.10.26開催）