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事務局:身延町教育委員会
山梨県南巨摩郡身延町常葉1093
2014年12月3日カテゴリー:

山女俳句会

 山女俳句会の会員は現在9名、師が他界してより3年、句会の高齢化や車の便も悪いため、思うように出席できない会員もいて、会の存続も一時は危ぶまれましたが、みんなで協力し合い、勉強は続けることになり、下部地区公民館で月1回定例句会を開いています。

 定例会へは7句を持ち寄り、みんなで披講し合い、山日への投稿も行っています。

 会の責任者は年齢順に1年間ずつの持ち回りで選んでいます。

 平成26年度は、会長に磯野静子、会計を磯野幸子、公民館の借用手続きや山日への投稿、文化祭への参加等に当たっています。

 現在、山女俳句会は波留先生の実弟で青梅にお住いの小林巳之先生にご指導をいただいております。

 

【山女俳句会作品】

(望月ミチ子)

 ・非情にも鈴虫雌に食われたり

 

(赤池千恵子)

 ・鰯雲栃代の川の瀬音澄み

 

(渡辺美雪)

 ・分水嶺三角石の清水鳴る

 

(渡辺ちゑ)

 ・秋の瀬のきらきら剣ふる如し

 

(磯野幸子)

 ・有珠山の霧流れ入る博物館

 

(磯野志江)

 ・くこの実のかく真っ赤なり夕日中

 

(門西愛子)

 ・はぐれたる猟犬(いぬ)呼ぶ笛や夕暮るる

 

(生松艶子)

 ・散歩道どこかで秋刀魚焼く匂い

 

(磯野静子)

 ・薄紅葉離宮の庭の苔踏まず